2009年5月24日日曜日

ヨーロッパの工芸とデザイン

「ヨーロッパの工芸とデザイン ―アール・ヌーヴォーから現代まで」という展示会を観に東京国立近代美術館工芸館に行ってきました。
と言うより、如何にも明治建築という感じの工芸館に入るために、展示会を観て行きました。

先日友人と銀座のライオンという75年ぐらい前から続いているビアホールに入ってから、少し昔の和洋折衷の建物が無性に観たくなったのです。
赤レンガといい、やっぱり格好いいですね。



正面玄関のあたりです。
ここが東京の中心だとは思えません。



肝心の展示会の方もなかなか面白かったです。

イギリスで19世紀後半に活躍したドレッサー・クリストファーというデザイナーの作品が特に良かったです。初めて工業デザインを手掛けた人だそうです。

下記の写真は蜀台です。
装飾は最小限なんですが、形が本当美しくて、観ていて笑みがこぼれてしまいます。
特にアーチ状の取っ手が優しい雰囲気を醸し出していて好きですね。



これは、ピエール・シャローというフランスのデザイナーの書斎机です。
こんなに美しいデザインの机で珈琲を飲みながら読書できたら、さぞかし最高の気分を味わえるでしょうね。



と言うことで、素敵な家具に囲まれて生活することを羨ましく思いつつ、楽しく観させてもらいました。
あと、ミュシャの絵も2枚だけでしたが、初めて観れて良かったです。

200円で鑑賞できるので、時間と興味がある方はどうぞ。

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