2009年5月24日日曜日

ダ・ヴィンチ・コード[映画]

ダ・ヴィンチ・コードの小説の後は映画を観ました。
正直、期待外れな結果でした。

やはり、上・中・下巻と3冊もある小説を2時間強の映像に収めるという試みは無茶があると思います。
視聴者を置き去りに、ただハイテンポで物語が進んでいきます。
この映画を原作を読まずに理解できた方は、果たしてどれ程いるんでしょう・・・。
時間の関係上、暗号もあまりに呆気なく解読してしまいます。
結局、必死に原作をなぞるだけになっていて拍子抜けです。

あとは、CGを駆使しすぎです。
舞台がパリとロンドンとバチカンなので、重厚さと美しさを兼ねそろえた壮麗な映像を期待していたのですが、観るからにCGばかりで残念です。
何かピクサー社の映画の中で、トムハンクスが必死に演技しているように観えてしまい、全く集中できませんでした。



原作が面白かっただけに、個人的には残念でした。
「天使と悪魔」は面白ければいいのですが。

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