2010年9月25日土曜日

インターバル走 in 井の頭公園 20100925

井の頭公園のトラックでインターバル走をしてきた。

3000m走:11分31秒⇒3分50秒/km
(1200mジョグ:8分00秒)
1600m走:6分10秒⇒3分51秒/km
(800mジョグ:4分49秒)
800m走:2分51秒⇒3分33秒/km
(400mジョグ:2分31秒)
400m走:1分19秒⇒3分17秒/km

3000mを思った以上のスピードで走ってしまったので、1600mで意図的に落としたが、全体的にはペースアップできていい感じ。
まぁ、距離を短くしているから当然だけど。

でも、徐々に距離を短くすると、スピードトレーニングにもなるし、心肺機能も鍛えられ、よい練習になった。
それに、集中力も最後まで途切れることがないのが大きい。
これからも、定期的に取り入れようかと思う。

しかし、最近は気温が下がったからか、身体が思った以上に軽くて走っていて気持ちがいい。
これからはマラソンシーズンに突入するので、楽しみだ。

2010年9月11日土曜日

Mr.Children 「Spirit the difference」

音楽ドキュメンタリ映画「Spirit the difference」を観てきました。

本作品は、Mr.Childrenが2010年の前半に行っていたプライベートライブやファンクラブ向けのライブ映像をもとに作成したドキュメンタリ映画です。

映画開始からドキュメンタリー映像が10分ぐらい流れ、まず1曲目は「NOT FOUND」。
「NOT FOUND」は大好きな曲ですが、ライブでもなかなか演奏されないので、本作品の1曲目として披露されるとは思いもしませんした。
Mr.Childrenの甘いラブソングも悪くはないのですが、この曲のように恋愛の苦悩や本能やその先にあるものを歌っているのが大好きです。

その後、またドキュメンタリーが続いて、「Everything(It's you)」。
ピアノのイントロから始まるシフクノオトTourアレンジです。
この曲もライブではあまり披露されないで、嬉しかったです。
一言一言を噛み締めるようにして歌う桜井さんの声が本当に素晴らしかった。

続いては、アルバムHOMEに収録されている「SUNRISE」。
少年の純粋さと危うさ、大人の賢さとやるせなさみたいなのが絶妙なバランスを保っていて琴線に震わせます。

次はアルバムVersusに収録されている、デビュー初期の名曲「Another Mind」。
この曲は今でも時々聴いてその度に格好いい曲だなと思うのですが、今回のアレンジには鳥肌がたちました。
ギター、ベース、ドラムス、そしてピアノの疾走感と緊迫感を帯びた音を聴くと、今のMr.Childrenの音だなと思わされます。

次は「I'LL BE」のカップリングの、かなり懐かしい「Surrender」。
「珈琲ぐらいで火傷したのが動揺している証拠なんだよ」という歌い出しがとても好きです。
今回はとても重厚感のあるアレンジは、聴きごたえがありました。

そして、スガシカオさんをボーカルをつとめた「ファスナー」。
ようやく私があまり得意ではないMr.Childrenです・・・。
でも、スガさんがMr.Childrenの曲を歌うのなら「ファスナー」以外に考えられないぐらい、はまっていました。

スガさんの次はSalyuがコーラスをつとめた「虜」。
恋人への執念にも似た執拗な愛情を歌った曲です。
これはSalyuのコーラスが本当によかった。
桜井さんの負の感情を帯びた声と、Salyuの華奢な身体から想像もできないエネルギーのある声が本当によかった。

そして、「終わりなき旅」。
SUPERMARCHET FANTASY Tourのアレンジです。
「Everything(It's you)」もそうでしたが、イントロのピアノから歌い出す時の桜井さんの声は、本当にいい。
アウトロでは桜井さんのシャウトはありませんでしたが、ギターソロは相変わらず格好いい。

今回の映画で一番驚かされたのが、「横断歩道を渡る人たち」。
「GIFT」のカップリングでしたが、正直あまり真面目に聴いていませんでした。
今回はジャズロック風にアレンジしながらも、原曲がもっている昭和の歌謡曲的な要素がしっかり残されていて、とても心地良かったです。

そして、この曲のアレンジにも驚かされました。「ニシエヒガシエ」。
今までライブで幾どもなく演奏されていたので、まさかここにきてジャズ風なアレンジされるとは思っていませんでした。
個人的にはシフクノオトTourのようなロックなアレンジが好きですが、これはこれでありですね。

そして、最後のエンドロールで新曲の「Forever」。
詩、そして唄が本当にいい。
次のアルバムは「365日」も入るでしょうし、楽しみですね。

以上、演奏された曲はどれも本当に素晴らしかったです。
ただ、個人的にはもう少しドキュメンタリーを削って、曲数を増やしてほしかった気がします・・・。

2010年8月1日日曜日

日光白根山

日光白根山に行ってきました。

[往路]
菅沼駐車場-弥陀ヶ池(1時間30分)
弥陀ヶ池-日光白根山山頂(1時間30分)

[復路]
日光白根山山頂-弥陀ヶ池(1時間10分)
弥陀ヶ池-五色沼(20分)
五色沼-弥陀ヶ池(20分)
弥陀ヶ池-菅沼駐車場(1時間10分)

メンバ:男性2人、女性1人

日光白根山はロープウェイを使うルートが一番メインらしいですが、それだと味気ないと思い菅沼駐車場から登り始めました。

菅沼駐車場から登山道は人の気配すらほとんどなく、歩きやすいようには整備されていません。
湿り気のある空気と多種多様な苔に包まれた空間は、まるでジブリ映画のように幻想的です。
静謐とした空気感に心が安らかになります。





登るうちにジブリ世界観は徐々に薄れ、気づくと岩に囲まれています。
これはこれで、アスレチックをこなしているみたいで、なかなか面白いです。



岩の後は比較的登りやすい登山道が続き、弥陀ヶ池に到着します。



ここまで来て初めて白根山の全容が明らかになります。



弥陀ヶ池からは草木が急激に減り、徐々にガレ場となっていきます。
ガレ場は足元が不安定な上、なかなかの勾配です。
共に登った友人と友人の彼女さんも初登山だったので、心配になります。

余裕がなかったためにガレ場の写真はありませんが、景色は徐々に素晴らしくなっていきます。



ガレ場を抜けると、まるでアルプスのような格好良い岩が現れ始めます。




ここに来て、ようやく山頂を確認できます。
人影がある場所が山頂です。



あとは大きな岩を1つずつ慎重に足場を選びながら進んでいきます。
ようやく登頂です。



まさに絶景。




山頂は狭く、足場が悪いので、少し下がった場所でお昼をいただきます。
ここからの景観もまた素晴らしい。



下山時は、弥陀ヶ池まで下ったあとに、五色沼に行くことにしました。
途中で野生の鹿を発見しました。まさにジブリ。



五色沼に到着です。


ここで一息ついて、菅沼駐車場まで下山です。
なかなか大変な下山でしたが、友人の彼女さんが思いのほか元気だったので、2人で必死についていきました…。

ということで、日光白根山はたくさんの表情があり、全く飽きがこない素敵な山でした。
そして、快晴に恵まれたこともあり、素晴らしい展望を楽しむことができました。

それと、もし行かれる方は足元が不安定な場所が多いので、天気の良い日をおすすめします。

大菩薩嶺

7月の3連休に大菩薩嶺に行ってきました。

[往路]
上日川峠駐車場-大菩薩峠(1時間10分)
大菩薩峠-雷岩(40分)
雷岩-大菩薩嶺山頂(10分)

[復路]
大菩薩嶺山頂-雷岩(10分)
大菩薩嶺-上日川峠駐車場(1時間)

メンバ:男性3人

駐車場からの登山道は思った以上に人がいなく、少々不安になっていしまいました。
ここは、もしかしたら大菩薩嶺ではないんじゃないかと。

それでも、第一目印の福ちゃん荘が見えてきたので安心です。
写真は、福ちゃん荘の奥にあるせせらぎです。




その後は大菩薩峠まで比較的穏やかな勾配が続きます。
だらだらとお喋りをしながら、とことこと登っていたらあっという間に大菩薩峠に到達しました。



これは桃です。



大菩薩峠からは尾根沿い道を進み、大菩薩嶺に向かいます。



とても穏やかで気持ちの良い道です。



でも、残念なことにガスが発生してきました。
天気が良い日には富士山がとても綺麗に見えるらしいですが、奥にある湖らしきものしか見えません。



雷岩の奥に山頂があるのですが、何もないので特に行く必要性はなさそうです。


下山は唐松尾根を下ったのですが、特に苦労せず1時間ほどで下ることができました。

ということで、大菩薩嶺は、大菩薩という名前に負けないぐらい穏やかで、懐の広さがある山でした。
体力的にも技術的なハードルもかなり低いので、初めて山に行く人にもおすすめできそうです。
今回は残念ながら富士山を見れませんでしたが、また違った季節に行ってみたいと思います。

2010年7月3日土曜日

2009年の資格取得プランの振り返り

久方ぶりのブログの更新。
1年以上前に計画した資格取得プランを振り返ってみます。

以下が「計画」。
2009.04 応用情報技術者
2009.08 LPIC Level1
2010.01 ORACLE MASTER Silver
2010.04 データベーススペシャリスト

以下が「合格実績」。
2009.08 LPIC Level1
2010.11 ORACLE MASTER Bronze
2010.03 ORACLE MASTER Silver
2010.04 応用情報技術者

達成率にすると75%というとこだろうか・・・。

残念ながら応用情報技術者試験に苦戦してしまったため、最終目標のデータベーススペシャリストは取得できませんでした。
それでも、比較的仕事が落ち着いているのを有効に活用し、勉強に励めたのはよかったです。

仕事ではもっとSI的なことをやりたいので、これからはアーキテクト関連の勉強をしようかなと思います。
あとは、地味に英語力を高めていきたいです。

2010年4月20日火曜日

Twitter

さすがにこのまま時代の波から取り残されてはいけないと思い、1ヶ月ほど前からTwitter始めました。

やってみた感じたこと。

・お手軽
改行もフォントも指定できず、プレビューもない。
レイアウトを気にしなくて良い、このお手軽さが受けている要素の1つなんですかね。

・フォロワーへの親近感を覚える
自分のページに呟きが表示されるようにするには、その人をフォローする必要があります。
その人がフォロワー。
フォロワーの方の発言もブログよりカジュアルで些細な発言が多いので、親近感を感じます。

・イベントがある時に検索すると楽しかったりする
先日資格試験の昼休みや終わった後に、Twitterで試験について検索すると皆の手ごたえなど感じることができました。
また、即効性のある有益な情報もあり、皆が何を感じているのかなと思ったときに検索すると楽しかったりします。

・ブログの更新がおざなりになる
ブログの更新に比べると、Twitterの呟きはかなりお手軽。
わざわざブログに書かなくてもよいかなという気分になることが多いです。
結果、ブログを更新しなくなりそうです。

・メディアで騒がれているほどは浸透していない?
Twitterには、GMailの連絡帳に登録されているアカウントを探す機能があります。
この機能で探したところ、登録されていた人は2,3人程度。
一般の人は、まだ始めている人が少ないなという印象です。

・メディアで騒がれているほどは繋がりを感じるわけではない?
全く大した発言はしていないので当然ですが、1日1回つぶやく程度では、フォローしてくれる人も増えないし、リスポンスがあるわけではありません。
過剰な期待はしないように。

とりあえず、感じたことをざっと書いてみました。
Twitterは世の中に浸透すればするほど、楽しいサービスになりそうな気がします。

ページの右側にサイドバーもありますが、私のアカウントのリンクを貼っておきます。
https://twitter.com/yishiguro

2010年3月20日土曜日

長谷川等伯展

東京国立博物館で開催中の長谷川等伯展に行ってきました。
本展示会は長谷川等伯初の大回顧展のうえに、東京では僅か25日という短期な展示会です。

と言うことで、多少の混雑は覚悟していましたが、開演の9時半前からの長蛇の列には驚きでした。
まぁ、今回ばかりはしょうが無いと待つこと15分ほどで中に入れました。

展示会は、まずは長谷川信春と名乗っていた頃に描かれていた仏画から紹介されます。
仏画の見方はよく分かりませんが、緻密さや完成度の高さには驚かされます。
画像は「三十番神図」です。



信春での名声も高まり、描かれた肖像画の1つに「千利休像」があります。
千利休の慈悲深さのようなものを感じれる気がします。



その後、豊臣秀吉の長男を弔うために描かれた「楓図壁貼付」を始めとする豪華爛漫な屏風絵が続きます。



そして、後半は水墨画の世界へ。
私が見た「竹林猿猴図屏風」の画像がないので、「枯木猿猴図」を紹介します。


アップにすると…。


枯木(私が見たのは竹林)が力強く、そしてとても自由に描かれていてすごく心地よかったです。
前に漫画家の井上雄彦さんの筆遣いが長谷川等伯のいい意味で制御していない筆遣いと似ているという話を読んだが、その言葉を思い起こされます。

そして、なんと言ってもこの猿たまりません。
本当は墨で描いた猿ではなく、屏風に毛を張付けたのではと思いたくなるほどのフワフワ感。
すごく心踊る一枚でした。


そして最後の作品は、「松林図屏風」。


松林を描くことで、松林に立ち籠める濃霧が描かれた作品です。
私には言葉にすることが出来ません。何故か泣きそうになります。

本当は少し離れた位置から、静かに長い間眺めていたかったのですが、あまりの人の多さに実現出来ませんでした。
でも、このまま終えるのもあまりに勿体無いと思い、もう一周作品を見返してから帰路につきました。

こんな感じで、かなり満足度が高く、等伯の水墨画にあまりに魅了された展示会でした。
大回顧展ではなくても、またお猿さんや松林を見れる機会があるなら、是非とも見てみたいです。

2010年3月14日日曜日

東京マラソン2010

東京マラソン2010。人生初のフルマラソン。
挑戦してきました。遅くなりましたが、報告します。

当日の天気は雨、気温は5度といった悪天候での中のスタートでした。
3万人もの参加者がいるので、スタートの30分前から整列しなければいけず、とにかく寒かったです。
スタートの号砲が鳴りスタートはするものの、スタートラインに辿り着くまでに10分ほど経過。
実況や街頭の方の応援、誰かの演奏にテンションは上がりますが、ペースを上げないように意識をしながら、ゆっくりと走りだします。

まずは、都庁前から歌舞伎町を抜けて、飯田橋方面に向かいます。
いくら走っても体が温まりません。トイレは大行列だし、皆そうだったんでしょう。
飯田橋を超えて二重橋辺りで、ついに我慢の限界です。トイレに駆けこみます。
この時点まで約10キロで、1時間15分。
スタートとトイレで大きくロスし、流石に焦りを感じます。

二重橋からは、日比谷を超えて一気に品川まで向かいます。ここから、少しペースを上げ始めます。
大門で兄からアミノバイタルを受け取り、燃料を補給しますが、またしてもトイレへ。
品川から銀座まで戻り約20キロで、2時間8分。
トイレでロスはしましたが、ペースも体の調子もよくなってきました。

銀座を抜け、浅草へ向かう25キロ付近から右脹脛に違和感を感じます。
普段は感じない痛みなので、寒さのせいにして、ペースを落とさないように気をつけます。
この付近から給食が出始め、バナナやチョコパンを補給します。
すごく美味しく感じ、今でも忘れられません・・・。
浅草で折り返し、再び銀座へ向かう途中に、兄から再びアミノバイタルを受け取りまた補給です。
銀座の手前の30キロ地点で、3時間6分。
ペースは悪くないし、体も悲鳴をあげるほどツラくなかったので少し嬉しくなります。

銀座を抜けたら、佃大橋の坂道が待ち受けていました。
この辺りから足が重く、どうしてもペースが落ち始め、記憶が朧気になり始めます。
早くゴールしたい一心で何とか駆け抜けます。
豊洲で、兄から最後のアミノバイタルを受け取ります。
高橋尚子さんを意識し、兄に帽子を投げつけてスパートの合図を出しますが、体はいうことをきいてくれません。
ゴールのお台場まで4キロほど、エネルギーを補給し脳に糖分を送り、体を前へ進めます。

そして、ついにお台場へ。
たくさんの人達が応援してくれています。
熱い感じのおじさんや、高校生らしき人達や、スタッフの方にハイタッチをしながら、ゴールへ近づいていきます。
早くゴールしたい一心だったのに、東京マラソンが終わってしまうことにほんの少し寂しさを感じました。
そして、ついにゴール。

スタートの号砲からは、4時間18分。
目標の4時間は届きませんでしたが、見事完走。

最後はタイムに関係なく、走りきれたことに只々嬉しくなります。
あの充実感、達成感、やってやった感。
マラソンを走りきれたことで初めて味わえる高揚感が確かにありました。

最高だな、マラソン。
走るって、いいな。
と、心底思えました。

大袈裟だけど東京マラソンを走りきれたことに、人生のちょっとした勲章を得ることができた気がします。
また出たいし、これからも走り続けたいです。


2010年2月3日水曜日

マッキアイオーリ展

東京都庭園美術館で開催中のマッキアイオーリ展に行ってきました
庭園美術館は初めてだったんですが、入口にはラリックの扉が待ち受けていたり、造りから置いてあるものどれも洗練されいます。

だけど、それらが柔らかな照明のお陰もあり自然に溶け込んでいて、温みが感じられる素敵な雰囲気でした。
美術館というよりはお屋敷に絵が飾られている感じです。

さて、マッキアイオーリ展です。
マッキアイオーリという単語は聞いたことすらなかったのですが、イタリアでいう印象派と呼ばれていた画家達の描写方法のことを指すそうです。
印象派と聞くと、モネやルノワール、ゴッホなどを思い浮かべてあまり好みではないのですが、フランスの印象派のように抽象的な印象は受けません。
かといって、ルネサンス時期のイタリアの宗教画とも似てなく、それよりは光の明暗を生かした柔らかい作品が多い気がします。
大半はトスカーナ地方の日常生活を中心に描かれていて、素朴で温かなイタリア本土の空気感が感じられる気がします。

そして、どれも哀愁を漂わせ、観ていて少し感傷的な気分にさせてくれます。

全く予備知識がなくても、何と言うか、心に染みるものがあります。
私のつたない言葉よりも、どうぞ作品を。

糸つぐむ人。
地味な構図ですけど、すごく空気感を感じることができ、素敵な作品でした。



田園詩。
緑が瑞々しくて、何度も作品の前に立ち止まってしまいました。


母親。
勉強中に夢中な娘が、母親の洋服を踏んでいることに気付かないでいます。
微笑ましい光景に、優しい気分になれます。


こんな感じで、素朴で温かな作品が多かったです。
個人的には、日本人の感性に合う絵画が多い気がし、自分好みの展覧会でした。

2010年1月24日日曜日

荒川の夕焼け

休日の夕方4時過ぎに家を出て荒川まで片道6キロ、その後河川敷をランニングしてから、家まで走るのがマイブーム。
5時頃に河川敷を走れると、夕焼け空がすごく綺麗でとても気持ちいい。
今日はデジタルカメラをウェストポーチに収納し、ランニング。

まずは、建設中の東京スカイツリー。




夕焼け空に映える電線。




鉄塔間に聳える東京スカイツリー。




荒川から眺める、都心の夕暮れ。




夢のコラボレーション。
東京タワーと東京スカイツリー。



走ることより撮ることに夢中になってしまいましたが、たまにはこんなランニングもいいですね。

2010年1月1日金曜日

没後10年記念 東山魁夷と昭和の日本画

東山魁夷の作品を観てみたいとずっと思っていて、山種美術館で展覧会が行なわれていると知り行ってきた。
山種美術館は去年の10月に移設され、今は広尾にある。
しかし、広尾駅からはかなり入り組んでいるので、恵比寿駅からの方がはるかに行きやすい。
もし行かれる方はご注意を。

東山作品を観て思ったのは、青と緑がとてもきれい。
とても優しく、深遠な色彩で、すっと心にしみる。
どれも涼しい色遣いなんだけど、何故か心にしみる寂しさのようなものがある。

個人的に印象深かったのが、「京の四季」特集にあった以下の2つ。

年暮る


緑潤う


ただ、展覧会を通して悲しかったのは、あまりに東山作品が少なかったこと。
同時代の画家の作品が多く、それはそれで嬉しい方もいると思うが、東山目的の僕にとってはもう少し見たかったなと思った。

ONE PIECE FILM Strong World

昨年12月にワンピースデビューを果たし、年内に2回も映画を観てきました。

色々な映画を観る度に深く考えすぎて意味ばかり求めてしまうが、ワンピースの場合はあまり深く考えずに、ストーリーにのめり込めて、楽しめるのがいい。
ワクワクしたリ、ドキドキしたり、そういった気持ちになれるってやっぱり心地よい。

それに、ルフィーがとても格好よく、観ていて爽快な気分になる。
観終わって、「あー、よかったな。格好よかったな。」って。

とにかく面白くて、格好よかった。
これからもワンピースを読んでいこうかなと思う。


ミリオンダラー・ベイビー

チェンジリングを鑑賞し、イーストウッド監督は素晴らしい監督だと知り、次に手に取った映画。
これもいい映画でした。名画です。

プロを目指す女性ボクサーと、彼女を支える名トレーナーの物語。
何度も懇願し、名トレーナーに弟子入りした彼女は実力をメキメキと伸ばしていく。
しかし、思いもよらぬ形で彼女のボクサー人生に終わりを告げさせられる。

ボクシングという競技を通し、愛情を深めていく2人だが、それがとても崇高な愛情に溢れていているのが個人的には好きだった。
だけど、その愛情の深さ故に待ち受けているものが、あまりに悲しい。
胸をしめつける。

それと、主演の2人の演技は、実に素晴らしかった。
特にトレーナーの方の葛藤する姿うまく描き出されている。
彼の、静かで奥深い人間性もとても魅力的だなと思った。

見終わった後に色々な思いが、頭を駆け巡る。
精神的にも時間にも、ゆとりがある時にじっくりと観てみたい作品。


チェンジリング

公開当初から観たかった作品。

1900年代前半のロサンゼルスにて、電話会社に勤めている婦人の息子が失踪する。
婦人はロサンジェルス警察により無事に少年を保護したと報せを受けるが、待ち受けていたのは実の息子とは関係のない少年。
婦人は実の息子ではないと主張するが、それを認めようとはしないロサンジェルス警察。
ロサンジェルス警察は仕舞いには婦人が精神的に問題があると判断し、精神科へ送り込む始末。

映画全体を通して、映像も美しければ、音楽も美しい。
そして、ストーリーも観る者の心を惹きつけては離さない。

だけれども、話が重過ぎる。悲しすぎる。心が痛みすぎる。
何度、停止ボタンを押そうと思ったことだが・・・。

それでも、アンジョリーナ・ジョリーが扮する婦人の逞しさには、心打たれるものがあった。
大きな悲しみの中にも、見出すことができたほんの小さなささやかな希望は、観る者に勇気を与えてくれる。
ずっと心に残る、素晴らしい映画でした。