2010年1月1日金曜日

没後10年記念 東山魁夷と昭和の日本画

東山魁夷の作品を観てみたいとずっと思っていて、山種美術館で展覧会が行なわれていると知り行ってきた。
山種美術館は去年の10月に移設され、今は広尾にある。
しかし、広尾駅からはかなり入り組んでいるので、恵比寿駅からの方がはるかに行きやすい。
もし行かれる方はご注意を。

東山作品を観て思ったのは、青と緑がとてもきれい。
とても優しく、深遠な色彩で、すっと心にしみる。
どれも涼しい色遣いなんだけど、何故か心にしみる寂しさのようなものがある。

個人的に印象深かったのが、「京の四季」特集にあった以下の2つ。

年暮る


緑潤う


ただ、展覧会を通して悲しかったのは、あまりに東山作品が少なかったこと。
同時代の画家の作品が多く、それはそれで嬉しい方もいると思うが、東山目的の僕にとってはもう少し見たかったなと思った。

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