2010年1月1日金曜日

チェンジリング

公開当初から観たかった作品。

1900年代前半のロサンゼルスにて、電話会社に勤めている婦人の息子が失踪する。
婦人はロサンジェルス警察により無事に少年を保護したと報せを受けるが、待ち受けていたのは実の息子とは関係のない少年。
婦人は実の息子ではないと主張するが、それを認めようとはしないロサンジェルス警察。
ロサンジェルス警察は仕舞いには婦人が精神的に問題があると判断し、精神科へ送り込む始末。

映画全体を通して、映像も美しければ、音楽も美しい。
そして、ストーリーも観る者の心を惹きつけては離さない。

だけれども、話が重過ぎる。悲しすぎる。心が痛みすぎる。
何度、停止ボタンを押そうと思ったことだが・・・。

それでも、アンジョリーナ・ジョリーが扮する婦人の逞しさには、心打たれるものがあった。
大きな悲しみの中にも、見出すことができたほんの小さなささやかな希望は、観る者に勇気を与えてくれる。
ずっと心に残る、素晴らしい映画でした。



0 件のコメント: