2010年3月14日日曜日

東京マラソン2010

東京マラソン2010。人生初のフルマラソン。
挑戦してきました。遅くなりましたが、報告します。

当日の天気は雨、気温は5度といった悪天候での中のスタートでした。
3万人もの参加者がいるので、スタートの30分前から整列しなければいけず、とにかく寒かったです。
スタートの号砲が鳴りスタートはするものの、スタートラインに辿り着くまでに10分ほど経過。
実況や街頭の方の応援、誰かの演奏にテンションは上がりますが、ペースを上げないように意識をしながら、ゆっくりと走りだします。

まずは、都庁前から歌舞伎町を抜けて、飯田橋方面に向かいます。
いくら走っても体が温まりません。トイレは大行列だし、皆そうだったんでしょう。
飯田橋を超えて二重橋辺りで、ついに我慢の限界です。トイレに駆けこみます。
この時点まで約10キロで、1時間15分。
スタートとトイレで大きくロスし、流石に焦りを感じます。

二重橋からは、日比谷を超えて一気に品川まで向かいます。ここから、少しペースを上げ始めます。
大門で兄からアミノバイタルを受け取り、燃料を補給しますが、またしてもトイレへ。
品川から銀座まで戻り約20キロで、2時間8分。
トイレでロスはしましたが、ペースも体の調子もよくなってきました。

銀座を抜け、浅草へ向かう25キロ付近から右脹脛に違和感を感じます。
普段は感じない痛みなので、寒さのせいにして、ペースを落とさないように気をつけます。
この付近から給食が出始め、バナナやチョコパンを補給します。
すごく美味しく感じ、今でも忘れられません・・・。
浅草で折り返し、再び銀座へ向かう途中に、兄から再びアミノバイタルを受け取りまた補給です。
銀座の手前の30キロ地点で、3時間6分。
ペースは悪くないし、体も悲鳴をあげるほどツラくなかったので少し嬉しくなります。

銀座を抜けたら、佃大橋の坂道が待ち受けていました。
この辺りから足が重く、どうしてもペースが落ち始め、記憶が朧気になり始めます。
早くゴールしたい一心で何とか駆け抜けます。
豊洲で、兄から最後のアミノバイタルを受け取ります。
高橋尚子さんを意識し、兄に帽子を投げつけてスパートの合図を出しますが、体はいうことをきいてくれません。
ゴールのお台場まで4キロほど、エネルギーを補給し脳に糖分を送り、体を前へ進めます。

そして、ついにお台場へ。
たくさんの人達が応援してくれています。
熱い感じのおじさんや、高校生らしき人達や、スタッフの方にハイタッチをしながら、ゴールへ近づいていきます。
早くゴールしたい一心だったのに、東京マラソンが終わってしまうことにほんの少し寂しさを感じました。
そして、ついにゴール。

スタートの号砲からは、4時間18分。
目標の4時間は届きませんでしたが、見事完走。

最後はタイムに関係なく、走りきれたことに只々嬉しくなります。
あの充実感、達成感、やってやった感。
マラソンを走りきれたことで初めて味わえる高揚感が確かにありました。

最高だな、マラソン。
走るって、いいな。
と、心底思えました。

大袈裟だけど東京マラソンを走りきれたことに、人生のちょっとした勲章を得ることができた気がします。
また出たいし、これからも走り続けたいです。


2 件のコメント:

mukai さんのコメント...

おぉ凄い!

実タイムは4時間切ってるんですね。
初マラソンで好タイム完走おめでとうございます!!
タオルもなんかカッコいいし、羨ましい。
来年は私も応募してみようと思います!!

ちなみに何人中、何位だったんですか?

Unknown さんのコメント...

>mukaiさん

苦労の末に手に入れたタオルもメダルもすごく嬉しいね。

東京マラソンは走っていて楽しいし、最後はやっぱり込み上げてくるものがあってオススメだよ。
来年はまた応募してみるつもりだけど、一緒に走れたら楽しみだね~。

正確な順位はでていないけど、おれより少し速かった芸能人が8000位ぐらいだったから、3万人中1万位というところかな。