自分の血と肉にしたいと思える本。
『史上最強の投資家 バフェットの教訓』は、アメリカの最強の投資家と言われているウォーレン・バフェットの格言集である。
当初は投資で大儲けした人間の語録を読んでも、直接的な勉強にはならないと思っていたのだが、とんだ誤解であった。
確かにバフェットの言葉だけを集めていたら理解しにくかったかもしれないが、彼の義娘であったメアリー・バフェットによる解説が非常に素晴らしい。
もちろん、バフェットの言葉が素晴らしいことが前提なのだが。
本書は全体を通して、バフェットの投資に対する基本的な考えを何度も繰り返し書かれている。
なので、投資に対する考え方を学ぶ上では最高の教科書になると思う。
(テクニカルなことはあまり書かれていません。)
しかし、やはりそれだけではない。
人生の成功者としてのバフェットの言葉は深く、何度も私の胸に突き刺さる。
仕事や人生に対する考えを学ぶ上でも、良き指針を示してくれる本であった。
何度も読み直し、身体に染み込ませたいと思えた。
2 件のコメント:
興味深い本をお読みですね~!!
バフェット氏は金持ちになっても、驕らないから素晴らしいですよね。
私も読んでみたいです!
バフェット氏の幾ら成功しても自分が決めたルールを徹底して守り続ける姿勢は、確かにすごいよね。
バフェット氏曰く、「お金は、その人の本質を変えることができない」。
お金があろうがなかろうが気前がいい人は常に気前がいいし、厳格の人は常に厳格であるはずだって。
そして、その厳格さが彼を成功者に導いたんだろうね。
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