5日目は前日行けなった、オルセー美術館に直行です。
オルセーには、モネ、ゴッホ、ルノワール、セザンヌといった日本で著名な印象派の画家の絵画がたくさん展示されています。
そのせいか、やたら日本人率が高かったです。
印象派の絵画がひしめく5階では、半数以上が日本人だったのではないでしょうか・・・。
私も5階へ直行したのですが、やはり個人的な好みとはすこし違ったようです。
3階のロダン・テラスというコーナーには、ロダンの『地獄の門』がありました。
門には幾人もの人間がへばり付いており、彼等がまとわりついてきそうなほど、鬼気迫る彫刻でした。
ただ、よく観ると気分が悪くなりそうなので、少し距離をおいて鑑賞しました。
1階にはコロー、ミレーなど印象派以前の絵画が数多く展示されております。
個人的に好きだったのがミレーの『春』。
ミレーの作品は農夫などの女性が描かれているのが多く、あまり好きではなかったのですが、これには引き付けられました。
「人生は険しい道だし、一筋縄ではいかない。
色々あるかもしれないが、必死で生きていけば希望もある。」
と語りかけているようで好きですね。
(実際には親友への追悼の意味で描いたそうで、何を表現しているのかは知りません・・・。)
それから、妻に観てきてほしいと言われていたモローの『オルフェウス』。
あまりの美しさと恐ろしさに背筋が寒くなります。
美しさに感動して鳥肌が立つのか、恐ろしさのあまりに鳥肌が立つのかは分かりません。
「恐ろしいのに、あまりに美しくて、離れられない。ずっと観ていたい。」という気分になります。
きっと、こんな感覚を味わえる絵画は稀有でしょう。
こんな感じで、オルセー美術館では印象派の絵画はちょっと分かりませんでしたが、楽しむことができました。
この後は空港へ行き、11時間の空の旅を経て、日本へ帰ってきました。
たくさんの芸術や建築物を堪能することができ、パリも素晴らしい。
しかし、日本はもっと素晴らしいと思える旅行でした。
この後は空港へ行き、11時間の空の旅を経て、日本へ帰ってきました。
たくさんの芸術や建築物を堪能することができ、パリも素晴らしい。
しかし、日本はもっと素晴らしいと思える旅行でした。
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