2009年1月18日日曜日

パリ旅行[3日目]

パリ旅行3日目です。
3日目は体調が優れなかったのですが、ルーヴル美術館に直行しました。

まずは、2日目に見損ねた絵画と気に入った絵画を再度鑑賞しました。
相変わらず素晴らしすぎる絵画ばかりで、一層体調を悪化させてくれます。

それでも、ヴァトーの『ジル(ピエロ)』などはしっかり鑑賞しました。
妻の説明を前日にしっかり受け、改めて不思議な吸引力と強烈な違和感を感じました。
「いい絵なのかどうかは何とも言えないが、何か後を引く作品だな」と言うのが正直な感想です。



次に、目的の彫刻の鑑賞に移ります。
ミケランジェロの『瀕死の奴隷』や『サモトラケのニケ』といった有名な作品がひしめくほどあったのですが、2つだけ紹介します。

アントニア・カノーヴァという人の『アムールとプシュケ(エロスの接吻で目覚めるプシュケ)』。
構図の美しさと妖艶さに見惚れてしまいます。
逞しく力強い彫刻が多い中、惚れ惚れするほど美しく、艶やかで柔らかな作品でした。



そして、お目当ての『ミロのヴィーナス』。
小学生の頃に教わる作品なので、やはりテンションはあがりますね。
それほどの感動はなかったのですが、逞しさと美しさ(気品高さ)を兼ねそろえた作品だと感じました。



この後、カフェでご飯を食べてオペラ座まで歩いたのですが、チケットの買い方が分かりません。
フランス語で質問する術を知らない私は、諦めてメトロでエッフェル塔へと向かいます。
しかし、たどり着いたのが何故か凱旋門。



しょうがなくチケットを買って、凱旋門の上まで昇りました。
パリの街並みは凱旋門を中心に放射線状に広がっているので、思いのほか壮観な眺めでした。



この後、ビストロ風なお店で鴨サラダとサーモンとチーズフォンデを食べてホテルへ帰ります。
美味しかった気がしますが、体調が優れず、思うように食べれませんでした。

3日目は様々な芸術に触れながら、パリの気候と食事に苦しむ1日でした。

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