チェンジリングを鑑賞し、イーストウッド監督は素晴らしい監督だと知り、次に手に取った映画。
これもいい映画でした。名画です。
プロを目指す女性ボクサーと、彼女を支える名トレーナーの物語。
何度も懇願し、名トレーナーに弟子入りした彼女は実力をメキメキと伸ばしていく。
しかし、思いもよらぬ形で彼女のボクサー人生に終わりを告げさせられる。
ボクシングという競技を通し、愛情を深めていく2人だが、それがとても崇高な愛情に溢れていているのが個人的には好きだった。
だけど、その愛情の深さ故に待ち受けているものが、あまりに悲しい。
胸をしめつける。
それと、主演の2人の演技は、実に素晴らしかった。
特にトレーナーの方の葛藤する姿うまく描き出されている。
彼の、静かで奥深い人間性もとても魅力的だなと思った。
見終わった後に色々な思いが、頭を駆け巡る。
精神的にも時間にも、ゆとりがある時にじっくりと観てみたい作品。
2010年1月1日金曜日
チェンジリング
公開当初から観たかった作品。
1900年代前半のロサンゼルスにて、電話会社に勤めている婦人の息子が失踪する。
婦人はロサンジェルス警察により無事に少年を保護したと報せを受けるが、待ち受けていたのは実の息子とは関係のない少年。
婦人は実の息子ではないと主張するが、それを認めようとはしないロサンジェルス警察。
ロサンジェルス警察は仕舞いには婦人が精神的に問題があると判断し、精神科へ送り込む始末。
映画全体を通して、映像も美しければ、音楽も美しい。
そして、ストーリーも観る者の心を惹きつけては離さない。
だけれども、話が重過ぎる。悲しすぎる。心が痛みすぎる。
何度、停止ボタンを押そうと思ったことだが・・・。
それでも、アンジョリーナ・ジョリーが扮する婦人の逞しさには、心打たれるものがあった。
大きな悲しみの中にも、見出すことができたほんの小さなささやかな希望は、観る者に勇気を与えてくれる。
ずっと心に残る、素晴らしい映画でした。
2009年12月31日木曜日
容疑者Xの献身
学生時代に読んだ東野圭吾原作の映画。
面白映画を観たいなと思い、手に取った一作。
評判通りの面白さ。
堤真一が扮する天才数学者と、福山雅治が扮する天才物理学者の殺人事件を巡る攻防戦が楽しい。
やはり、主役に華があると見ていて気持ち良いですね。
それに、一応理系の端くれとしては彼らの天才ぶりには憧れの気持ちを抱いてしまう。
ストーリーも綿密さも、トリックの鮮やかさも、さすがは東野作品。文句なしです。
観ていて間違えなく楽しめるし、心に残る作品だと思う。
それにしても、堤と福山が登った冬山からの景色が見事に綺麗だったな。
あの山は何処なんだろうか・・・。
面白映画を観たいなと思い、手に取った一作。
評判通りの面白さ。
堤真一が扮する天才数学者と、福山雅治が扮する天才物理学者の殺人事件を巡る攻防戦が楽しい。
やはり、主役に華があると見ていて気持ち良いですね。
それに、一応理系の端くれとしては彼らの天才ぶりには憧れの気持ちを抱いてしまう。
ストーリーも綿密さも、トリックの鮮やかさも、さすがは東野作品。文句なしです。
観ていて間違えなく楽しめるし、心に残る作品だと思う。
それにしても、堤と福山が登った冬山からの景色が見事に綺麗だったな。
あの山は何処なんだろうか・・・。
最高の人生の見つけ方
今年も残り数分となり、個人的に印象深かった映画を振り返りたいと思う。
まずは、「最高の人生の見つけ方」。
勤勉に働いている自動車整備士と、傲慢な病院経営者が共に余命が長くない事を告げられる。
日常生活では、決して巡り合わない2人。
だが、2人で共に闘病生活を送りながら、今まで実現せずに捨ててきた夢のチェックリストを作成する。
そして、その実現に向け世界中の旅が始まる。
無意識のうちに捨ててきた夢を実現することの喜び。
それを共にかなえることができる仲間がいることの幸せ。
そんなことを、改めて教えてくれる。
死に向かう人の最後の数週間が、また他の誰かにとっては人生の最高の一時なるかもしれないというのは、とても素敵なことだと思った。
悲しくはあるが、前向きになれる希望にあふれた作品。
まずは、「最高の人生の見つけ方」。
勤勉に働いている自動車整備士と、傲慢な病院経営者が共に余命が長くない事を告げられる。
日常生活では、決して巡り合わない2人。
だが、2人で共に闘病生活を送りながら、今まで実現せずに捨ててきた夢のチェックリストを作成する。
そして、その実現に向け世界中の旅が始まる。
無意識のうちに捨ててきた夢を実現することの喜び。
それを共にかなえることができる仲間がいることの幸せ。
そんなことを、改めて教えてくれる。
死に向かう人の最後の数週間が、また他の誰かにとっては人生の最高の一時なるかもしれないというのは、とても素敵なことだと思った。
悲しくはあるが、前向きになれる希望にあふれた作品。
2009年11月24日火曜日
東京マラソン2010[エントリー編]
東京マラソン、当選してしまいました。
一次抽選で落選していたので、油断していたら追加抽選で当選したとのメールをいただきました。
42.195キロですか。
想像するだけで息苦しくなってきます。
でも、走ります。
まさか、逃げるなんてロックでないし。
折角の貴重な機会を逃すわけにはいきません。
とりあえず、目標立てます。
前回の松島ハーフと同じく3パターンで立ててみます。
予想 :4時間40分(約6分後半/キロ)
目標 :4時間20分(約6分前半/キロ)
理想 :4時間00分(約5分後半/キロ)
予想は妥協したタイムではなく、目標に向かって走りこんで、その結果こうなるであろうというタイムです。
目標は自分の練習する上での指針とするタイムです。
理想は理想です。先を見据えて、この位のタイムで走れたら言うことないなと思い挙げてみました。
とりあえず、これからまたトレーニングの日々です。
苦しい生活の始まりです。
2009年11月14日土曜日
武甲山
少し前に奥秩父にある武甲山に行ってきました。
ルートと所要時間は以下の通り。
往路:(横瀬駅-一の鳥居)1時間20分、(一の鳥居-山頂)1時間35分
復路:(山頂-浦山駅)2時間0分
ルート:表参道-山頂-長者屋敷ノ頭
ルートと所要時間は以下の通り。
往路:(横瀬駅-一の鳥居)1時間20分、(一の鳥居-山頂)1時間35分
復路:(山頂-浦山駅)2時間0分
ルート:表参道-山頂-長者屋敷ノ頭
武甲山は標高は1300mぐらいで、地元にある泉ヶ岳を彷彿させます。
なかなか威厳がある山容です。
また、石灰の採取できる山として有名らしく、ふもとには秩父の石灰会社が集まっています。
環境破壊という単語を連想しますが、こういった石灰が都心のコンクリートや建築物のもととなっていると思うと何とも複雑な気分になります。
さて、登山の話です。
横瀬駅から、1時間ちょっと歩き登山道に入ります。
往路の登山道は一の鳥居からのスタートだったのですが、杉などの針葉樹林が大半を占めており、面白みにかけます。
それでも、大杉広場にあった杉には驚かされました。
化け物と形容したくなるほどの立派な杉がありました。
もはやジブリの世界の植物です。
これは山頂付近の木々です。ちらほら紅葉で彩られています。
また、山頂はそれほど標高が高くないため、たくさんの木々が生えています。
期待の山頂からの展望はガスが発生していたため、あまり見渡しがよくなかったです。
復路の長者屋敷ノ頭は奥秩父の山々を目の前にしながら歩くことができました。
とても気持ちの良いルートです。
また、紅葉も楽しむことができました。
長者屋敷ノ頭の後半は、沢沿いの道もあり、小さいですが間近で滝を見ることができました。
こんな感じの、一人登山でした。
Dave Koz×Jonathan Butler
Dave KozとJonathan Butlerのジャズライブに行ってきました。
Dave Kozは米国のサックス演奏者、Jonathan Butlerは南アフリカ出身のギタリスト兼、ヴォーカリストです。
私はジャズライブ自体初めてで、どんな感じなんだろうと多少の不安があったんだけど、楽しかった。
すぐ近くでの演奏なので、目の前で音が弾け飛んで、音が次々と溢れ出ていく感じ。
その音がとても心地よくもあり、格好良くもあり、美しくもあり。
そして、なんて言っても目の前で繰り広げられるセッションが楽しい。
あぁ、音楽って今ではレコーディングされた音が聴くのが中心だけど、本当は目の前で音が奏でられていて、その音を楽しむ行為なんだなとふと思い起こされました。
私自身ジャズをそれほど聴くわけではないので、具体的にどうすごいとかは言えないですが、とても楽しく、とても心に染み渡る演奏でした。
ライブ終了後に、Jonathanにサインいただきました。
DaveはCD買っていないのにもかかわらず、笑顔で手を差し伸べてくれ握手してくれました。
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