2008年6月7日土曜日

葬送.1

最近は平野啓一郎著の「葬送」に読み耽っています。

音楽家フレデリック・ショパンと画家ウジェーヌ・ドラクロワを中心にフランス革命後の芸術界を、華麗な文章で美しく描かれています。
これを読んでいると、徐々に高まる微かな興奮と小波がひいていくかのような心の平穏が入り混じり、なんとも形容し難い不思議な気分にさせてくれます。

ということで、無性にドラクロワの絵画を観たくなりました。
妻に聞いたところ、ルーヴル美術館に所蔵されているらしいです。

新婚旅行にパリで美術館巡り…。
僕には全く似つかない、そんな高尚な旅行に憧れる今日この頃です。

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