2010年4月20日火曜日

Twitter

さすがにこのまま時代の波から取り残されてはいけないと思い、1ヶ月ほど前からTwitter始めました。

やってみた感じたこと。

・お手軽
改行もフォントも指定できず、プレビューもない。
レイアウトを気にしなくて良い、このお手軽さが受けている要素の1つなんですかね。

・フォロワーへの親近感を覚える
自分のページに呟きが表示されるようにするには、その人をフォローする必要があります。
その人がフォロワー。
フォロワーの方の発言もブログよりカジュアルで些細な発言が多いので、親近感を感じます。

・イベントがある時に検索すると楽しかったりする
先日資格試験の昼休みや終わった後に、Twitterで試験について検索すると皆の手ごたえなど感じることができました。
また、即効性のある有益な情報もあり、皆が何を感じているのかなと思ったときに検索すると楽しかったりします。

・ブログの更新がおざなりになる
ブログの更新に比べると、Twitterの呟きはかなりお手軽。
わざわざブログに書かなくてもよいかなという気分になることが多いです。
結果、ブログを更新しなくなりそうです。

・メディアで騒がれているほどは浸透していない?
Twitterには、GMailの連絡帳に登録されているアカウントを探す機能があります。
この機能で探したところ、登録されていた人は2,3人程度。
一般の人は、まだ始めている人が少ないなという印象です。

・メディアで騒がれているほどは繋がりを感じるわけではない?
全く大した発言はしていないので当然ですが、1日1回つぶやく程度では、フォローしてくれる人も増えないし、リスポンスがあるわけではありません。
過剰な期待はしないように。

とりあえず、感じたことをざっと書いてみました。
Twitterは世の中に浸透すればするほど、楽しいサービスになりそうな気がします。

ページの右側にサイドバーもありますが、私のアカウントのリンクを貼っておきます。
https://twitter.com/yishiguro

2010年3月20日土曜日

長谷川等伯展

東京国立博物館で開催中の長谷川等伯展に行ってきました。
本展示会は長谷川等伯初の大回顧展のうえに、東京では僅か25日という短期な展示会です。

と言うことで、多少の混雑は覚悟していましたが、開演の9時半前からの長蛇の列には驚きでした。
まぁ、今回ばかりはしょうが無いと待つこと15分ほどで中に入れました。

展示会は、まずは長谷川信春と名乗っていた頃に描かれていた仏画から紹介されます。
仏画の見方はよく分かりませんが、緻密さや完成度の高さには驚かされます。
画像は「三十番神図」です。



信春での名声も高まり、描かれた肖像画の1つに「千利休像」があります。
千利休の慈悲深さのようなものを感じれる気がします。



その後、豊臣秀吉の長男を弔うために描かれた「楓図壁貼付」を始めとする豪華爛漫な屏風絵が続きます。



そして、後半は水墨画の世界へ。
私が見た「竹林猿猴図屏風」の画像がないので、「枯木猿猴図」を紹介します。


アップにすると…。


枯木(私が見たのは竹林)が力強く、そしてとても自由に描かれていてすごく心地よかったです。
前に漫画家の井上雄彦さんの筆遣いが長谷川等伯のいい意味で制御していない筆遣いと似ているという話を読んだが、その言葉を思い起こされます。

そして、なんと言ってもこの猿たまりません。
本当は墨で描いた猿ではなく、屏風に毛を張付けたのではと思いたくなるほどのフワフワ感。
すごく心踊る一枚でした。


そして最後の作品は、「松林図屏風」。


松林を描くことで、松林に立ち籠める濃霧が描かれた作品です。
私には言葉にすることが出来ません。何故か泣きそうになります。

本当は少し離れた位置から、静かに長い間眺めていたかったのですが、あまりの人の多さに実現出来ませんでした。
でも、このまま終えるのもあまりに勿体無いと思い、もう一周作品を見返してから帰路につきました。

こんな感じで、かなり満足度が高く、等伯の水墨画にあまりに魅了された展示会でした。
大回顧展ではなくても、またお猿さんや松林を見れる機会があるなら、是非とも見てみたいです。

2010年3月14日日曜日

東京マラソン2010

東京マラソン2010。人生初のフルマラソン。
挑戦してきました。遅くなりましたが、報告します。

当日の天気は雨、気温は5度といった悪天候での中のスタートでした。
3万人もの参加者がいるので、スタートの30分前から整列しなければいけず、とにかく寒かったです。
スタートの号砲が鳴りスタートはするものの、スタートラインに辿り着くまでに10分ほど経過。
実況や街頭の方の応援、誰かの演奏にテンションは上がりますが、ペースを上げないように意識をしながら、ゆっくりと走りだします。

まずは、都庁前から歌舞伎町を抜けて、飯田橋方面に向かいます。
いくら走っても体が温まりません。トイレは大行列だし、皆そうだったんでしょう。
飯田橋を超えて二重橋辺りで、ついに我慢の限界です。トイレに駆けこみます。
この時点まで約10キロで、1時間15分。
スタートとトイレで大きくロスし、流石に焦りを感じます。

二重橋からは、日比谷を超えて一気に品川まで向かいます。ここから、少しペースを上げ始めます。
大門で兄からアミノバイタルを受け取り、燃料を補給しますが、またしてもトイレへ。
品川から銀座まで戻り約20キロで、2時間8分。
トイレでロスはしましたが、ペースも体の調子もよくなってきました。

銀座を抜け、浅草へ向かう25キロ付近から右脹脛に違和感を感じます。
普段は感じない痛みなので、寒さのせいにして、ペースを落とさないように気をつけます。
この付近から給食が出始め、バナナやチョコパンを補給します。
すごく美味しく感じ、今でも忘れられません・・・。
浅草で折り返し、再び銀座へ向かう途中に、兄から再びアミノバイタルを受け取りまた補給です。
銀座の手前の30キロ地点で、3時間6分。
ペースは悪くないし、体も悲鳴をあげるほどツラくなかったので少し嬉しくなります。

銀座を抜けたら、佃大橋の坂道が待ち受けていました。
この辺りから足が重く、どうしてもペースが落ち始め、記憶が朧気になり始めます。
早くゴールしたい一心で何とか駆け抜けます。
豊洲で、兄から最後のアミノバイタルを受け取ります。
高橋尚子さんを意識し、兄に帽子を投げつけてスパートの合図を出しますが、体はいうことをきいてくれません。
ゴールのお台場まで4キロほど、エネルギーを補給し脳に糖分を送り、体を前へ進めます。

そして、ついにお台場へ。
たくさんの人達が応援してくれています。
熱い感じのおじさんや、高校生らしき人達や、スタッフの方にハイタッチをしながら、ゴールへ近づいていきます。
早くゴールしたい一心だったのに、東京マラソンが終わってしまうことにほんの少し寂しさを感じました。
そして、ついにゴール。

スタートの号砲からは、4時間18分。
目標の4時間は届きませんでしたが、見事完走。

最後はタイムに関係なく、走りきれたことに只々嬉しくなります。
あの充実感、達成感、やってやった感。
マラソンを走りきれたことで初めて味わえる高揚感が確かにありました。

最高だな、マラソン。
走るって、いいな。
と、心底思えました。

大袈裟だけど東京マラソンを走りきれたことに、人生のちょっとした勲章を得ることができた気がします。
また出たいし、これからも走り続けたいです。


2010年2月3日水曜日

マッキアイオーリ展

東京都庭園美術館で開催中のマッキアイオーリ展に行ってきました
庭園美術館は初めてだったんですが、入口にはラリックの扉が待ち受けていたり、造りから置いてあるものどれも洗練されいます。

だけど、それらが柔らかな照明のお陰もあり自然に溶け込んでいて、温みが感じられる素敵な雰囲気でした。
美術館というよりはお屋敷に絵が飾られている感じです。

さて、マッキアイオーリ展です。
マッキアイオーリという単語は聞いたことすらなかったのですが、イタリアでいう印象派と呼ばれていた画家達の描写方法のことを指すそうです。
印象派と聞くと、モネやルノワール、ゴッホなどを思い浮かべてあまり好みではないのですが、フランスの印象派のように抽象的な印象は受けません。
かといって、ルネサンス時期のイタリアの宗教画とも似てなく、それよりは光の明暗を生かした柔らかい作品が多い気がします。
大半はトスカーナ地方の日常生活を中心に描かれていて、素朴で温かなイタリア本土の空気感が感じられる気がします。

そして、どれも哀愁を漂わせ、観ていて少し感傷的な気分にさせてくれます。

全く予備知識がなくても、何と言うか、心に染みるものがあります。
私のつたない言葉よりも、どうぞ作品を。

糸つぐむ人。
地味な構図ですけど、すごく空気感を感じることができ、素敵な作品でした。



田園詩。
緑が瑞々しくて、何度も作品の前に立ち止まってしまいました。


母親。
勉強中に夢中な娘が、母親の洋服を踏んでいることに気付かないでいます。
微笑ましい光景に、優しい気分になれます。


こんな感じで、素朴で温かな作品が多かったです。
個人的には、日本人の感性に合う絵画が多い気がし、自分好みの展覧会でした。

2010年1月24日日曜日

荒川の夕焼け

休日の夕方4時過ぎに家を出て荒川まで片道6キロ、その後河川敷をランニングしてから、家まで走るのがマイブーム。
5時頃に河川敷を走れると、夕焼け空がすごく綺麗でとても気持ちいい。
今日はデジタルカメラをウェストポーチに収納し、ランニング。

まずは、建設中の東京スカイツリー。




夕焼け空に映える電線。




鉄塔間に聳える東京スカイツリー。




荒川から眺める、都心の夕暮れ。




夢のコラボレーション。
東京タワーと東京スカイツリー。



走ることより撮ることに夢中になってしまいましたが、たまにはこんなランニングもいいですね。

2010年1月1日金曜日

没後10年記念 東山魁夷と昭和の日本画

東山魁夷の作品を観てみたいとずっと思っていて、山種美術館で展覧会が行なわれていると知り行ってきた。
山種美術館は去年の10月に移設され、今は広尾にある。
しかし、広尾駅からはかなり入り組んでいるので、恵比寿駅からの方がはるかに行きやすい。
もし行かれる方はご注意を。

東山作品を観て思ったのは、青と緑がとてもきれい。
とても優しく、深遠な色彩で、すっと心にしみる。
どれも涼しい色遣いなんだけど、何故か心にしみる寂しさのようなものがある。

個人的に印象深かったのが、「京の四季」特集にあった以下の2つ。

年暮る


緑潤う


ただ、展覧会を通して悲しかったのは、あまりに東山作品が少なかったこと。
同時代の画家の作品が多く、それはそれで嬉しい方もいると思うが、東山目的の僕にとってはもう少し見たかったなと思った。

ONE PIECE FILM Strong World

昨年12月にワンピースデビューを果たし、年内に2回も映画を観てきました。

色々な映画を観る度に深く考えすぎて意味ばかり求めてしまうが、ワンピースの場合はあまり深く考えずに、ストーリーにのめり込めて、楽しめるのがいい。
ワクワクしたリ、ドキドキしたり、そういった気持ちになれるってやっぱり心地よい。

それに、ルフィーがとても格好よく、観ていて爽快な気分になる。
観終わって、「あー、よかったな。格好よかったな。」って。

とにかく面白くて、格好よかった。
これからもワンピースを読んでいこうかなと思う。