2008年7月22日火曜日

決壊.2

少し前の話になるのですが、平野啓一郎著の『決壊』を読み終えました。

この本は、今の時代の危うさをどこまでも残酷に書かれています。
小説の話自体というより、この話を生まれてしまった今の時代に対し少し哀しくなりました。

特別に面白いという感覚は味わえなかったのですが、この小説から受けた余韻は重く、暫くは拭えそうにありません。

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