なんと1杯、1300円。
非常に贅沢な1杯。
注文することにかなりの躊躇を要したが、興味本位で頼んでみた。
尚、当日は残念なことにデジカメを持参していなかったため、お店で頂いたビラをアップさせて頂く。
まずは運ばれてきたらーめんに驚く。
大き目の丼に納まったらーめんの中央に茶碗蒸しがトッピングされている。
その他にはチャーシューが3枚、半熟卵、黒きくらげ、冬瓜、揚げごぼう等、他店ではまず目にすることがない具材の数々。
らーめんの脇にはゼラチンで固めたような四角い物体、柚子胡椒を添えた一口大のご飯がお盆に載っている。
とりあえずスープを一口。
白濁した豚骨と鶏がらのブレンドスープ。
臭みが全くなく、さっぱりしてはいるが、非常にコクがありながら、まろやかな味わい。
店員さんの話によると、鶏がらから出る鶏油を全て除いているらしい。
コクを出すため鶏油をトッピングしたり、スープにブレンドするラーメン店もあるのだから、驚きの話だ。
ここでやっと麺を啜る。
一風堂の白丸、赤丸で使われている麺に比べやや太目の固麺。
しっかりとコシがあり、麺そのものを味わえる。
だが、スープにも絡みつく。
中央にトッピングされた茶碗蒸しを溶かしながら、箸を進める。
鰹と昆布の上品な香りがスープと混ざりあって、絶妙なハーモニーを奏でる。
こんなに上品な豚骨スープは、誰も味わったことはないだろう。
続いて、別皿に盛られてきたゼラチンを徐々にスープに溶かしていく。
こちらは店員さんの話によると、赤丸にトッピングされた香油などを固めたものらしい。
上品なスープに、一風堂独特な香りがトッピングされ、スープの深みを増してくれる。
もう僕は勘弁してくれという気持ちになる。
更に、食感が異なる3種のチャーシューと上品に味付けられた冬瓜を頬張る。
もちろん、これも美味しい。
この辺りから、揚げごぼうのだしが際だち、麺を平らげる。
最後に柚子胡椒を添えたご飯に、スープをかけて頂く。
もう笑いが止まらない。
何故、こんなに美味しいものを作れるのだろうか。
新たならーめんの世界と一風堂の底力に驚愕した。
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一風堂
http://www.ippudo.com/index.html
2 件のコメント:
あんなにあれこれ入ってるのに整った味でびっくりしたね。
浅草で食べた安いのやらこのらーめんやら、色々あるけどどれも美味しいよね♪
表参道にある1300円位(だっけ?)のは、どうなんだろう。
ひろみ、書き込みありがとう♪
うん、今度浅草に行ったときにはまたあの店行こうね。美味しかったよね。
表参道のMISTだっけ?あまりそそられないな~。青山ならカレーが食べたくなる。
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