2012年2月25日土曜日

NY旅行(3日目)

3日目の主要目的は、メトロポリタン美術館、そしてラン。

2日目の感覚からして朝8時前ぐらいなら危険はないと思い、7時半にホテルを出てハドソン川をラン。
村上春樹がお勧めしていたハドソン川。
川からの風は決して弱くないが、冷え切った乾いた空気が気持ちい。


ずっと南下していけば自由の女神が見れると思いつつ、さすがに2時間ぐらいかかってしまうので、グランド・ゼロのビルが見える辺りまで来て、折り返し。
対岸には高層ビルが見えるが、どこなんだろう。


40分ほど走り、充実した気分でメトロポリタン美術館へ。
さすが世界を代表する美術館だけあって、立派な建物。


館内に入り、まず目にしたのがメソポタミア文明のエリア。
こんなに可愛い調度品が飾られている。


更に吹き抜けとなっている騎士の鎧が飾られていたり、


ソードが飾られていたり、全てを真剣に見ていくと時間がいくらあってもきりがない。


これは、キューピットか?


遠くに見えるのがレンブラントの自画像。
立入禁止になっていたので、残念ながら鑑賞できず。


ルドンの絵画もいくつか展示されていた。
ルドンの黒も好きだけど、パステルカラーの絵はすごく素敵。
ルドンの黒が柔らかい色調の中におさめられていて、幻想的で儚く美しい。


そして、ゴッホの自画像。
ゴッホの風景画や静止画はあまり好きではないが、自画像はすごくよかった。
眼光の鋭さに対するタッチの粗さがとても絶妙で、思わず惹きつけられてしまう。
ゴッホ、格好良すぎる気がしなくもないが。



ルノワール。
オルセー美術館でもたくさん観たが、人物画は見ていて心が和らぐ。


ドガ。
躍動感がある踊り子たちの絵は、やはり美しい。


モロー。
個人的にサロメやオルフェウスの方が好きだったが、妻が喜んでくれたので嬉しい。


お昼はメトロポリタン美術館のカフェ。
野菜やパンやフルーツをたくさん食べた。


メトロポリタン美術館の後は、NY人気のオーガニックスーパーのトレーダー・ジョーズでお買い物。
お土産用や朝食用にパンや、フルーツ、調味料をたくさん購入。
初めてスーパーに並んだが、購入したものどれも非常に美味しく、行列に並んでよかった。

その後、ホテルでひと休憩し、念願のミュージカルへ。
舞台は「天使にラブソングを」。

日本でしっかり予習していたので、英語は分からなくても問題なく楽しめた。
そして、役者達の歌唱力、観客の盛り上がりには驚かされた。

ちょっと贅沢をしてしまったが、予想以上に面白かったので大満足。
初めてのミュージカル体験が、ここでよかったなと。

2012年1月22日日曜日

NY旅行(2日目)

NY旅行の2日目。
朝の光景。空気が澄んでいて、日差しが強い。
燦々と降り注ぐ太陽とは、こういうことを言うのだと実感。
日本では、味わえない感覚。


2日目のメインはNY近代美術館(MOMA)。
ということで、朝一から歩いてMOMAに向かう。
MOMAから見たNYの街並み。


かの有名な「アンディ・ウォーホル」。


クレーが描く魚の絵。
クレーはもっと抽象的な絵画しか見たことがなかったが、この絵の淡い色使いがとても好み。
部屋に飾りたくなる一枚。


ダリ。やはり好き。
こんなにも歪曲しているのにも関わらず、絶妙な均衡がとれていて、惚れ惚れしてしまう。
引きこまれてしまう。


クリムト。
美しいとは感じないが、それでも惹きつける何かがある。
この感覚は何だろう…。言葉で言い表せない不思議な感覚。


ルドン。
ルドンの描く黒も好きなのだが、パステルカラーの絵画も好き。
どこか儚くて美しい少しだけ幻想的な世界。


お昼はMOMAのカフェ。
味は美味しいけれども、やはり量が多く、味付が濃い。


MOMA鑑賞が思ったより早く終わったので、グランド・ゼロへ向かう。
現在は工事中で中には入れなかった。


グランド・ゼロからは歩いてウォール・ストリート街へ。
ウォール・ストリート街から歩いていける距離で、あの飛行機テロがあったと思うと、やはり信じがたい。



NY証券取引所。
ここは観光客で溢れていて、デモも行っておらず、穏やかな雰囲気だった。


その後、SOHOをぶらつき、ホテルへ戻る。
妻がまたダウンしてしまったために、パニーニとリンゴを近くのお店に買いに行き、夕飯を済ませて、就寝。



2012年1月15日日曜日

NY旅行(1日目)

年末年始にニューヨークに行ってきたので、記録としてまとめておこうと思う。
まず、成田を11時ぐらいに出て、約14時間経て、ジョン・F・ケネディー空港に10時ぐらいに到着。
日付変更線を渡ったので、同じ日のより早い時間に着いてしまうから不思議。
空港からは、タクシーでホテルまで。



ホテルにチェックインし、荷物を置き、早速観光スタート。
とりあえず日本で言う大晦日なので、タイムズスクエアに向かう。
まだ昼なのに、すごい人。
皆わいわいとカウントダウン用のサングラスや帽子をかぶったりして、
陽気なアメリカ人が声を掛けられたりして、なんだが楽しくなってくる。


タイムズスクエアを経て、プレッツェルを頬張りながら、セントラルパークへ。
ここがセントラルパークかと、感慨深く感じならが、ベーグルを頬張りながら、北へ向かう。
そして、現れるダコタハウス。


ストロベリーフィールズ。


ここにジョン・レノンが住んでいて、この地で呼吸をしていたのかと思うと、やはりなんだが信じられない。
同じ場所に立つだけなら誰でもできることなのかもしれないが、それでも、貴重な体験に思えて仕方がない。

その後は、セントラルパークを横切り、メトロポリタン美術館をスルーして、ノイエギャラリーへ。
ノイエギャラリーはそれほど有名な美術館ではないのだが、クリムトの絵画が置いてあったり、ウィーン風の館内が魅力的であったりと、急遽旅行プランに追加した。

ギャラリーに入り、とりあえず、評判のいいカフェへ。
おそらくウィーン風のクラシカルな雰囲気なのに、なぜか梅の花を挿していて、それがとてもよい雰囲気を作っている。

注文したチョコレートケーキ。
アメリカでケーキは期待していなかったが、美味しい。


ゆったりとティータイムを過ごし、15時前にギャラリーに入ろうとすると、なんとこの日の入場は14時半までだと言われる。
恋焦がれていたクリムトが…。しかし、為すすべなくギャラリーを退散。

折角だからと言い、5番街を通ってホテルへ向かう。
アメリカでも大人気のapple store。


ここが噂の5番街。


タイムズスクエアの通行止めにあったり、迂回しながら何とかホテルに到着。
飛行機の疲れも溜っていて、朝から何十時間と食べ続けていたので、夕食を取らずに就寝。

2011年7月24日日曜日

多摩川サイクリング

台風が去り、気温がそれほど高くなかったので、初の多摩川サイクリングにチャレンジ。
まずは、多摩川に向かう途中に発見した谷保神社でニワトリがたくさん出現していたので、パシャリ。


多摩川サイクリングは四谷大橋の少し上流側からスタート。
しばらくは多摩川からつかず離れずの距離感で走ってしまったが、福生あたりからようやく河川敷をきちんと走れるようになる。
写真は羽村付近の多摩川。


羽村では羽村神社という高台の神社を発見したので、どうせなので登ってみる。
たいして高くはないが、風が涼しく気持ちいい。


羽村でまた多摩川から離れてしまい、青梅に向かう。
青梅では、とても鮮やかなブルーの鐘(?)を発見。


青梅で再び、多摩川を発見。
ここまで来ると、景観がかなり変わってくる。


小腹が空いたので、カレーうどんで有名な根岸屋でご飯をとる。
器に並々に盛られたうどんが運ばれてくる。
まろやかなスープが、もっちりしたうどんに絡み合い、美味しい。



お腹を満たし、 更に奥多摩へ向かう。
次は、軍畑での多摩川。



更に御岳での多摩川。


御岳から少し進み、せせらぎの里美術館に到着。犬塚勉展を観る。
眩いぐらい燦々と照らされた、写実的な山岳風景が印象的。
山岳風景なのに静止画のように、どこか静謐とした雰囲気が漂い、心が安らぐ。


 

せせらぎの里美術館の付近で多摩川の写真を撮り、帰路につく。

最後は四谷大橋からの1枚。
奥多摩を流れてる多摩川ととても同じ川に思えない。


走行距離は、96キロ。
さすがに疲れた。

2011年4月9日土曜日

国分寺花見ラン

桜が満開だ。
ということで、雨が降り出す前に、花見ランを敢行。

まずは、姿見の池。


次は、黒鐘公園。





黒鐘公園の脇道を入って、武蔵野台公園。
初めて来たが、まさにトレイルコース。





久々に来た国分寺のお寺。


そして、もちろんお鷹の道。





お鷹の道から階段を上がっていき、武蔵国分寺公園の南側。







いつも走っている武蔵国分寺公園の北側。





最後だけ真面目に500m2周を3分40秒までスピード上げてみた。

写真を撮ってばかりだったが、なかなか楽しい花見ランだった。
国分寺はいい街だ。

2011年1月1日土曜日

読書本2010

2010年に読んで、心に残った本をまとめてみる。

マリアビートル/伊坂幸太郎

生き方/稲森和夫

天地明察/冲方丁

冬の喝采/黒木亮

一瞬の風になれ/佐藤多佳子

夏から夏へ/佐藤多佳子

坂の上の雲/司馬遼太郎

劒岳 点の記/新田次郎

芙蓉の人/新田次郎

使命と魂のリミット/東野圭吾

風が強く吹いている/三浦しをん

走ることについて語るときに僕の語ること/村上春樹

封印再度/森博嗣

詩的私的ジャック/森博嗣

幻惑の死と使途/森博嗣

夏のレプリカ/森博嗣

悪人/吉田修一

横道世之介/吉田修一