2日目の感覚からして朝8時前ぐらいなら危険はないと思い、7時半にホテルを出てハドソン川をラン。
村上春樹がお勧めしていたハドソン川。
川からの風は決して弱くないが、冷え切った乾いた空気が気持ちい。
ずっと南下していけば自由の女神が見れると思いつつ、さすがに2時間ぐらいかかってしまうので、グランド・ゼロのビルが見える辺りまで来て、折り返し。
対岸には高層ビルが見えるが、どこなんだろう。
40分ほど走り、充実した気分でメトロポリタン美術館へ。
さすが世界を代表する美術館だけあって、立派な建物。
館内に入り、まず目にしたのがメソポタミア文明のエリア。
こんなに可愛い調度品が飾られている。
更に吹き抜けとなっている騎士の鎧が飾られていたり、
ソードが飾られていたり、全てを真剣に見ていくと時間がいくらあってもきりがない。
これは、キューピットか?
遠くに見えるのがレンブラントの自画像。
立入禁止になっていたので、残念ながら鑑賞できず。
ルドンの絵画もいくつか展示されていた。
ルドンの黒も好きだけど、パステルカラーの絵はすごく素敵。
ルドンの黒が柔らかい色調の中におさめられていて、幻想的で儚く美しい。
そして、ゴッホの自画像。
ゴッホの風景画や静止画はあまり好きではないが、自画像はすごくよかった。
眼光の鋭さに対するタッチの粗さがとても絶妙で、思わず惹きつけられてしまう。
ゴッホ、格好良すぎる気がしなくもないが。
ルノワール。
オルセー美術館でもたくさん観たが、人物画は見ていて心が和らぐ。
ドガ。
躍動感がある踊り子たちの絵は、やはり美しい。
モロー。
個人的にサロメやオルフェウスの方が好きだったが、妻が喜んでくれたので嬉しい。
お昼はメトロポリタン美術館のカフェ。
野菜やパンやフルーツをたくさん食べた。
メトロポリタン美術館の後は、NY人気のオーガニックスーパーのトレーダー・ジョーズでお買い物。
お土産用や朝食用にパンや、フルーツ、調味料をたくさん購入。
初めてスーパーに並んだが、購入したものどれも非常に美味しく、行列に並んでよかった。
その後、ホテルでひと休憩し、念願のミュージカルへ。
舞台は「天使にラブソングを」。
日本でしっかり予習していたので、英語は分からなくても問題なく楽しめた。
そして、役者達の歌唱力、観客の盛り上がりには驚かされた。
ちょっと贅沢をしてしまったが、予想以上に面白かったので大満足。
初めてのミュージカル体験が、ここでよかったなと。
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