2010年1月24日日曜日

荒川の夕焼け

休日の夕方4時過ぎに家を出て荒川まで片道6キロ、その後河川敷をランニングしてから、家まで走るのがマイブーム。
5時頃に河川敷を走れると、夕焼け空がすごく綺麗でとても気持ちいい。
今日はデジタルカメラをウェストポーチに収納し、ランニング。

まずは、建設中の東京スカイツリー。




夕焼け空に映える電線。




鉄塔間に聳える東京スカイツリー。




荒川から眺める、都心の夕暮れ。




夢のコラボレーション。
東京タワーと東京スカイツリー。



走ることより撮ることに夢中になってしまいましたが、たまにはこんなランニングもいいですね。

2010年1月1日金曜日

没後10年記念 東山魁夷と昭和の日本画

東山魁夷の作品を観てみたいとずっと思っていて、山種美術館で展覧会が行なわれていると知り行ってきた。
山種美術館は去年の10月に移設され、今は広尾にある。
しかし、広尾駅からはかなり入り組んでいるので、恵比寿駅からの方がはるかに行きやすい。
もし行かれる方はご注意を。

東山作品を観て思ったのは、青と緑がとてもきれい。
とても優しく、深遠な色彩で、すっと心にしみる。
どれも涼しい色遣いなんだけど、何故か心にしみる寂しさのようなものがある。

個人的に印象深かったのが、「京の四季」特集にあった以下の2つ。

年暮る


緑潤う


ただ、展覧会を通して悲しかったのは、あまりに東山作品が少なかったこと。
同時代の画家の作品が多く、それはそれで嬉しい方もいると思うが、東山目的の僕にとってはもう少し見たかったなと思った。

ONE PIECE FILM Strong World

昨年12月にワンピースデビューを果たし、年内に2回も映画を観てきました。

色々な映画を観る度に深く考えすぎて意味ばかり求めてしまうが、ワンピースの場合はあまり深く考えずに、ストーリーにのめり込めて、楽しめるのがいい。
ワクワクしたリ、ドキドキしたり、そういった気持ちになれるってやっぱり心地よい。

それに、ルフィーがとても格好よく、観ていて爽快な気分になる。
観終わって、「あー、よかったな。格好よかったな。」って。

とにかく面白くて、格好よかった。
これからもワンピースを読んでいこうかなと思う。


ミリオンダラー・ベイビー

チェンジリングを鑑賞し、イーストウッド監督は素晴らしい監督だと知り、次に手に取った映画。
これもいい映画でした。名画です。

プロを目指す女性ボクサーと、彼女を支える名トレーナーの物語。
何度も懇願し、名トレーナーに弟子入りした彼女は実力をメキメキと伸ばしていく。
しかし、思いもよらぬ形で彼女のボクサー人生に終わりを告げさせられる。

ボクシングという競技を通し、愛情を深めていく2人だが、それがとても崇高な愛情に溢れていているのが個人的には好きだった。
だけど、その愛情の深さ故に待ち受けているものが、あまりに悲しい。
胸をしめつける。

それと、主演の2人の演技は、実に素晴らしかった。
特にトレーナーの方の葛藤する姿うまく描き出されている。
彼の、静かで奥深い人間性もとても魅力的だなと思った。

見終わった後に色々な思いが、頭を駆け巡る。
精神的にも時間にも、ゆとりがある時にじっくりと観てみたい作品。


チェンジリング

公開当初から観たかった作品。

1900年代前半のロサンゼルスにて、電話会社に勤めている婦人の息子が失踪する。
婦人はロサンジェルス警察により無事に少年を保護したと報せを受けるが、待ち受けていたのは実の息子とは関係のない少年。
婦人は実の息子ではないと主張するが、それを認めようとはしないロサンジェルス警察。
ロサンジェルス警察は仕舞いには婦人が精神的に問題があると判断し、精神科へ送り込む始末。

映画全体を通して、映像も美しければ、音楽も美しい。
そして、ストーリーも観る者の心を惹きつけては離さない。

だけれども、話が重過ぎる。悲しすぎる。心が痛みすぎる。
何度、停止ボタンを押そうと思ったことだが・・・。

それでも、アンジョリーナ・ジョリーが扮する婦人の逞しさには、心打たれるものがあった。
大きな悲しみの中にも、見出すことができたほんの小さなささやかな希望は、観る者に勇気を与えてくれる。
ずっと心に残る、素晴らしい映画でした。