佐渡島で朱鷺を放鳥してから約1ヶ月が経ちます。
朱鷺の学名はニッポニア・ニッポンと言い、かつては日本中で生息していた鳥です。
しかし、人間による乱獲と戦争や環境破壊の影響で絶滅危惧種となってしまいました。
そして、ついに 2003年のキンちゃんを最後に日本の野生の朱鷺は絶えてしまいました。
それからは佐渡島のトキ保護センターによって、中国の朱鷺を飼育し、野生復帰を目指す出発点という位置づけで今回の放鳥が行われたそうです。
僕は朱鷺の話を知ってから、ものすごく悲しい気持ちになってしまって、人間はどこまでも醜く、どうにかならないかなと考えてしまいました。
でも、そう感じながらも、地球を汚しながら、鶏肉を始めたくさんの生き物を摂取しながら、ダウンジャケットや羽毛布団を羽織いながら、どこかでしょうがないと割切りながら暮らしています。
でも、やっぱりこの悲しみを忘れちゃいけないですよね。
なるべくなら地球を汚さないよう、無駄に生命を奪わないよう考える続けるべきなんでしょう。
自分達を囲んでいるこの環境に対し、絶えず感謝しなければいけないのでしょう。
そして、1度自分達の生活を見直さなければいけないのかもしれません。
鼻で笑う方も、偽善だと感じる方もいらっしゃると思いますが、このエントリーがささやかな心がけのきっかけにでもなれば嬉しいです。
様々な矛盾を抱えてはいますが、いつの日か朱鷺の薄紅色の羽根をこの眼で見たいものです。
5 件のコメント:
結局、人は多くの犠牲の上でしか存在することができないだよな・・・
極論を言うと、人間が豊かになった今を捨て去る以外に、環境問題を解決する方法はないけどそれは現実的ではない。
だから、考え続けるしかないんだろうね。
どうすれば他を傷つけずにいられるのか、どうすれば共に生きていくことができるのかをさ。
すまん、さっきの投稿、名前入れわすれた!
>kameさん
豊かになった今を捨てれないのは悲しいことだね。
少しぐらいの犠牲を払うべきなんだろうけど、なかなかそこまでの危機感をもてない。
だから考えて、行動して、アウトプットして、再度考えて…。
その行為が無駄にも思えるけど、無駄でないと信じるしかない。
記録的なコメント数ですね!!
私は人に対する感謝の気持ちは忘れてはいけないと考えていますが、自然に対しては無頓着でした。
少し考えてみようかな。
>mukaiさん
最近のコメント数嬉しい限りです。
いつもコメントしてくれて、ありがとうございます!
自然とか環境とかいう言葉を使うと偽善として捉えられることが多いけど、使っている当の本人が自分自身に対して一番偽善だと感じていると思うんだよね。
だからといって、そこで思考を停止するのはよくないし、考えないより考えて少しでも行動に移すことが大事だと思うこの頃。
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