2009年10月24日土曜日

松島ハーフマラソン

先日の体育の日に松島ハーフマラソン大会に参加しました。
26年の人生で初のハーフマラソンです。

目標タイムは、こんな感じ。
予想 :1時間50分(約5分15秒/キロ)
大会目標 :1時間45分(約5分00秒/キロ)
最終目標 :1時間40分(約4分45秒/キロ)

緊張と不安を大半を占めながらも、微かな楽しみを胸に抱えながら、スタートです。
序盤はどうしてもオーバーペースになりがちになると言われているので、かなり抑制して走りました。
それでもやはり周りがハイペースなので、少々ペースが上がってしまいます。
2キロ地点でタイムは9分。

「これはまずいな。」と先が心配になります。
「でも、前半2キロは貯金ができた」と言い聞かせながら、キロ当たり4分50秒ぐらいのペースを落としながら折り返し地点を目指します。
この辺りはただペースを守ることだけを意識し、景観を楽しむ気持ちにもなれず淡々と走りました。
10キロ時点でのタイムは47分50秒ぐらい。
折り返し地点では49分40秒ぐらい。

かなり理想的なタイムでの折り返しです。
後半戦に突入してから、次第に足が重くなるのを感じます。
「でも、ここでペースを落としたらもう終わりだ。」と言い聞かせながら、必死でペースを保つよう意識を高めます。

この松島のコースでは、疲れも溜まり、ゴールもまだ見えない一番きつい13キロ付近に大きな坂があります。
ここが一番の正念場だと考えていたので、精神的に挫けないよう逆風の中を必死で登りました。
この時点から記憶がおぼろげですが、振り返るとキロ当たり4分50秒ぐらい。

もうタイムを気にする余裕も、松島の景観を目に入れる余裕もないけど、何とか17キロ地点に到着です。
ここでのタイムが1時間21分ぐらい。
ここで1時間40分を切れるペースで走っていることに気がつきます。

目の前に希望が見えます。
ただ、その先には3つの大きな坂が待ち受けているも知っています。

ここからは、もう気持ちだけです。
足も腰も腕も全身が痛かったのですが、なりふり構っている余裕はありません。
無様だろうが何だろうが、必死に走るだけです。
ラストスパートです。

結果、1時間39分10秒。

走り終えた後、一人で叫んでいました。
最高の達成感です。頑張ってよかったです。

でも、頑張れたのはたくさんの人のお陰かなとも思います。
大会前は思いもしなかったのですが、路上からの応援がすごく心強かったです。
私の父親も応援してくれ、松島の地元の方々も「がんばれ~。」って言ってくれて、あれほどに有り難い「がんばれ」は他にないなと思いました。
それから、早朝からたくさんの朝食を拵えてくれた母親の協力がなかったら、確実に途中でエネルギーが切れていました。
後は言うまでもありませんが、1年間共に頑張った兄2人。

この大会前も大会直後も、もうこんなつらい思いはしたくないから、二度とハーフマラソンに参加しないつもりでした。
でも、最近はまた走りたいなと思っています。

次はどこの大会に出ようかな。

2 件のコメント:

むかい さんのコメント...

マラソンお疲れさまでした。
すごく良い趣味になりそうですね。

将来はホノルルやゴールドコーストなど、最高の舞台を楽しめるランナーになれると素敵ですね。

私は走りは厳しいですが、登山はご一緒させて頂きたいなと思います。

では。

Unknown さんのコメント...

>むかいさん

これから年に1,2回は何かしらの大会に出ようかなと思っています。
日常生活のいい刺激が見つかって、ちょっと嬉しいです。

ホノルルも、是非とも目標にしたいところですね。
いつか走れるといいな。

それでは、また登山いけるの楽しみにしています。