2009年6月29日月曜日

東京国立博物館

先日まで阿修羅展が行われていた東京国立博物館に始めて行ってきました。
阿修羅展は大盛況だったようですが、今は大きな展示会がなくゆっくりと鑑賞できました。

博物館には根津駅から歩いて行きました。途中にある東京藝術大学で写真を一枚。



手入れもあまりされてなくボロボロな建物ですけど、それが余計味わい深い。
やはり赤レンガの建物は魅力的です。

さて、東京藝術大学から歩いて5分ほどで東京国立博物館に着きました。
敷地内に入ると、真正面に壮厳な日本館が出迎えてくれます。本当に格好良いです。


こちらの日本館には狩野永徳や尾形光琳といった日本画家の素晴らしい絵画を所蔵しているのですがどちらも展示されていませんでした。
個人的によかったのが平安時代の阿弥陀来迎図。
そんなにも昔の日本絵画を見たことがなかったので、とても興味深かったです。

絵画以外にも、縄文時代の火焔土器や弥生時代の埴輪、戦国時代の刀剣などを見るとができ、面白かったです。
特に埴輪は可愛らしくて穏やかな気分にしてくれます。

日本館の左隣の如何にも明治建築らしい和洋折衷な建物は表慶館です。
現在、改装中らしく入れなかったのが残念です。



少し離れたところに上品で近代的な建物、法隆寺宝物館があります。
館内は照明が落とされ、とても静謐な空間で、深遠な気分となります。




個人的に気に入ったのが竜首水瓶。
水瓶の蓋が竜の頭となり、把手が竜のうろことなった水瓶です。
厳めしくも、上品でもあり、一目惚れしてしまいました。 家に置きたいです。


以上、簡単ですが東京国立博物館をレポートしてみました。
見応えのある日本文化を心行くまで堪能することができ、楽しかったです。

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