2009年7月27日月曜日

ap fes '09旅行[2日目-1]

私達にとってのap fes'09旅行の2日目は、ap fes'09にとっては3日目の最終日、私達にとってはap fes'09の初日でした。
何かややこしいですね。

ということで、ap fesについて触れたいのですが、その前に午前中の時間を持て余して行ってきた掛川城についてレポートします。

掛川城は山内一豊という武将が戦国時代に建設したお城だそうです。
偶然、看板を見つけて立ち寄ったお城でしたが、丘の上に威風堂々と聳え立っていて、思いの外格好良かったです。

空を見上げれば青い空、目の前には苔が生えた石畳の階段、そしてその先には掛川城。
最高に天気の中、素晴らしきロケーションにテンションが上がってしまいます。



お城自体はそれほど広くなかったのですが、最上階まで登ることができ、お城の中を手入れしているおじさんと共につま恋を見渡せたのも何かよかったです。
掛川城の石畳の階段を下りたあとは、書院造の御殿を見学してきました。
こちらもまた趣があり、いい感じでした。やっぱり木造の建物って落ち着きますね。



まぁ、掛川城はこんな感じで、思った以上に楽しめました。
次回はap fes '09の最終日です。

2009年7月26日日曜日

ap fes '09旅行[1日目]

毎年つま恋で行われるap fesに参加するついでに、静岡近辺を旅行してきました。
1日目は東京-清水間の移動だったのですが、まずは、熱海にあるMOA美術館に行ってきました。

MOA美術館といえば、尾形光琳の国宝「紅白梅図屏風」を所蔵している美術館です。



この屏風は私が生涯のうちで見てみたい芸術作品の中の1つなのですが、残念ながら2月の梅の時期しか展示されていません。
まぁ、それは予め分かっていたことなので、それ以外の作品を楽しめたらなと思い連れて行ってもらいました。

美術館では、アフリカ展というものを開催されていて、ピカソやモディリアーニやクレーといった画家の絵画と、様々な工芸品が展示されていました。
大半は理解しがたく呪われそうなものが占めていたのですが、普段見られないようなものばかりでそれはそれで楽しかったです。
例えば、奇妙な仮面や、釘でめった刺しにされた少年や、家族の絆を表現した多くの人間がへばりついた塔のようなものだったり・・・。

常設点では、レンブラントやモネの西洋画と、縄文時代から現代までの工芸品や日本画が展示されていました。

個人的に気に入ったものを2点、紹介します。

まずは、レンブランドの自画像です。
写真では少し明るくなっているのですが、実際はもう少し暗く顔だけが浮かび上がっていて実に幻想的でした。
表情や全体のトーンは怖いのですが、何といえない美しさに恍惚感を覚えます。




次に、常設点の一番奥の部屋にあった千住博さんの滝の絵です。
写真と実際に私が見た絵画は違うものですが、実際に滝の音が聞こえてきそうなぐらい、迫力がありました。
こういった圧倒的で、文句なく格好良い絵画って好きですね。



それと、MOA美術館は熱海の丘(?)の上にあるお陰で、展望が素晴らしかったです。
広場から見渡せる熱海の海は最高でした。


今度は2月に尾形光琳を見に行きたいと思います。


MOA美術館のあとはクレマチスの丘という庭園公園のようなところに行ってきました。
しかし、到着したのは17時半で、閉演が18時。
ということで、目的の庭園には入らず、近辺を散策してお暇しました。
気持ちよさそうな場所だったので、機会があったらまた行ってみたいです。

この後、清水で寿司ではなく串焼きを食し、1日目は終了です。